首相会見参加大作戦!!

 菅内閣総理大臣記者会見への参加について(首相官邸HP)

 昨年は諸事情あって見送ったParsleyだけど、今回は大震災があって聞いてみたいことばかりだし、もしかすれば参加できるかもしれないのでチャレンジしてみることにした!!
 可能性があるな、思ったのは、「日本インターネット報道協会法人会員社」の中に株式会社ドワンゴ様と株式会社ライブドア様があって、両社には記事を提供したり書かせて頂いたりしているため。あ、もちろん日本インターネット報道協会に実態があるのか疑わしいという私の主張は変わらないけれど(参照)、官邸サイドは別の見解があるようだし、「協会法人会員社が発行する媒体に署名記事等を提供し、十分な活動実績・実態を有する者」に自分も該当するだろう、ということで、官邸へ電話してみました。

 すると、「登録申込書や提出してもらう書類があるのでFAX番号を教えて下さい」とのこと。
 いや、だからですね、我が家にはFAXないんですってば! まったく、昭和40年代ですか、という言葉を飲み込み、クロネコFAXセンターを利用することに。これには官邸の担当の方にもご対応頂いた(ありがとうございます)。
 そして、送られた書類を読むと、下記のものを提出する必要があるという。

 ・事前登録申込書
 ・顔写真付の身分証明書の写し
 ・過去三ヶ月の掲載記事の写し
 ・記者として活動実績・実態について、掲載した加盟社又は媒体による証明。記事を発行したことの確認と、推薦状又はこれに代わるもの。

 ハードル高っ!!

 そして、送られてきたFAX(頭紙入れて5枚)の中には、内閣記者会からのお知らせと、「新聞倫理綱領」なるものが添付されていた。

 内閣記者会からのものは、「報道目的以外の不適切な利用はやめてね」という一文と、規約の第八条第一項が記載されていた。
 それによると、「クラブ主催の記者会見は原則として会員以外のものの出席は認めない。ただし、加盟社の記者、カメラマンなど幹事が認めたものは、この限りではない」とある。そして「オブザーバー会員は、(略)、首相との会見に限り、発言は幹事の承認を必要とし、時間的制約などから発言を幹事が代行するか、認めないこともありうる」ですって。
 この場合、私は「幹事が認められた」という扱いになるのか、「オブザーバー会員」になるのか、よく分からない。

 そして、「新聞倫理綱領」。これは現在の新聞の現状をウオッチしている私のような人間からするとなかなか味わい深い面白い文章なんだけれど、ここで触れるのは以下のような一文が添えられていたことだけに留めることにする。

 新聞倫理綱領は昭和21年7月23日、日本新聞協会の創立に当たって制定されたもので、社会・メディア状況が激変するなか、旧綱領の基本精神を継承し、21世紀にふさわしいものとして、平成12年に現在の新聞倫理綱領が制定されました。

 えっと。官邸の担当者の方に悪気がないことは重々承知しているのだけど、FAXって送受信するのにもお金かかるんですよ!!!
 そして、なんだって官邸のひとに運営実務丸投げして裏に隠れている永田クラブ(内閣記者会)の読み物を押し付けられなくちゃならないんだーっ!!!!
 …そんなわけで、官邸の会見オープン化はまだまだ障害が多そうだということが身をもって体感しました。
 とりあえず、もし会見に参加出来なかった場合は、1000円くらい使ったFAX代を請求したいっす。

 今は、ドワンゴ様に泣きついて、推薦状を一筆頂けないか泣きついているなうです。首相会見に参加できるかどうか、乞うご期待、ということで。

蓮舫大臣緊急会見に出席してみた。



 12時過ぎに突然メールで、蓮舫大臣が記者会見をするとのことなので、急いで消費者庁へ。
 今回はtwitcamを使って生中継もしてみた。
 ※開始約10分は何も映っていないので飛ばしてください。

 会見の内容は、「食品からの放射能検出に伴う摂取制限について」。福島産の野菜からヨウ素、セシウムが付着したものが検出されたことによる、福島県産のホウレンソウ、コマツナ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの摂取を当分の間見合わせるように、という菅総理から福島県に指示した、というもの。
 もう既に、福島・茨城・栃木・群馬には出荷制限が出ていることもあり、引き続き「消費者には冷静な対応を」とのことだった。

 また、質問では、東京都葛飾区の金町浄水場から1キログラム当たり210ベクレルの放射性ヨウ素を検出した、ということに関しても出された。
 私Parsleyからも、「既にミネラルウォーターの買占めがはじまっている」という件に関して質問をしてみた。
 それに対して、大臣は東京23区・武蔵野・町田・多摩・稲城・三鷹市に、乳児に限り水道水の摂取を控えるように、ということで、大人は大丈夫なので冷静に対応して欲しいと呼びかけた。

 個人的には、放射性物質にそこまで神経質にならないでも、というのが正直な感想なのだけれど。
 それはまた別の機会に。

ネットメディアにできること、ブログにできること

 3月15日、18日と蓮舫大臣の会見に参加。15日の分は、ニコニコニュースで記事にしました。

 蓮舫大臣、石原都知事の「津波は天罰」発言に不快感(NCN)

 実はこの際、私Parsleyは3つの質問をした。
 一つは記事にもある「石原都知事提案のコンビニ深夜営業の政令実施を屋外広告・パチンコ店などに広げることも含めて検討する考えはあるか」という内容。
 二つ目は、「首都圏では、スーパーなどで食料・飲料・トイレットペーパーなどの買占めなどをする市民が一部出ている。そういった状況を把握されているか。また、物流等に問題があるとの情報は入っていないのか」ということ。
 そして、三つ目は「ネット上では枝野官房長官の体調を心配する声が挙がっている。政府・職員の方の尽力をしていることを、内閣の一員として国民へのメッセージを頂きたい」といったこと。

 この中で、三番目は要約すると「皆健康に留意して頑張っている」というお答えを頂けた。
 それよりも。蓮舫大臣が一番時間を割いて質問にお答え頂いたのが二つ目。19日現在、まだ内閣府にもテキストが上がっていない状況なので、ここに掲載しておく。

 地震が起きてから都内の小売店舗スーパー・コンビニでものがなくなっています。お弁当・パン・菓子パン・保存食糧がなくなっている。それを受けて3月14日、物価担当官会議を開催しました。地震発生後、物価、消費動向について頂きました。
 経済産業省からの報告では、あるチェーンストアーの発注量、水10倍、牛乳1.5倍、納豆2~3倍、豆腐1.5倍。売上量の方は米1.6倍、鶏肉9倍、大型飲料1.8倍、小型飲料、1.6倍、カセットコンロ6倍、缶詰3倍、自転車3倍、マスク2.6倍。石油に関しては国において199日分の備蓄があります。
 発注量が平時より増えているのは理解できます。なぜ鶏肉が売れているのか、買占め、売り惜しみが生じているのではないか。物価に影響があるのでは消費者庁として注視していかないわけにはいかないのではと思います。
 非常時に備えたいという思いは判るのですが、今最も支援物資を必要としている被災地に必要物資が回らないことがないようにお願いします。

 その後、消費者庁は蓮舫大臣が都内のコンビニ・スーパーに視察に行くとともに、17日に下記のような通達を出している。

 蓮舫消費者担当大臣からの生活関連物資の購買に関するお願い

 この中では、首都圏で品不足が起きていること。国全体で見れば、備蓄は確保されていること。品薄が生じている原因として、地震・原発事故による不用不急の買いだめ・買い急ぎが起こっていること、が挙げられ、

 被災地への対応が喫緊を要している中、今最も物資を必要としている被災地の方々に対し必要な物資が回らないという事態につながる。

 という弊害を懸念点として明記している。同資料には、食料品・日用品の供給対応状況も表になっている。(PDF参照

 この報告書を受けて、私は18日の記者会見で、「乾電池は関西圏でも買占めが起こっていると聞く。他にもドラッグストア等ではトイレットペーパー、ティッシュペーパーが不足している。ドラッグストア・電気店などの動向を把握しているか」という質問をした。それに対して大臣は、「ドラッグストア等については直接伺っていないが、経済産業省内で分析されている。その上で購買を急がないように、という要請をお願いしています」とお答えを頂いた。

 このようなやり取りは、私が確認した限り紙媒体・ネット媒体を含めて「大臣がコンビニを視察した」というパフォーマンス的な内容の記事しか情報として流通していない。「不用不急の買占めを避け、冷静な対応 を」という消費者庁のアピールは、一般市民には届いていない。

 今日の昼間に買い物に出ると、やはりというべきか、私の自宅周辺のスーパー・コンビニからは牛乳・パンなどはほとんどなくなっていた。ドラッグストアも、トイレットペーパー・栄養補助食品などは入荷せず、棚はからっぽ。

 ネットメディアで記事を書くようになって、私Parsleyはジレンマを抱えるようになった。ネットメディアが欲している情報・記事と、「ほんとうに伝えるべき」情報・記事は違うのではないか。
 例えば、蓮舫大臣の石原都知事「天罰」発言について取り上げた記事は、ここ最近のニコニコニュースでは一番反応がいい記事だった。ツイートは700を超えたし、2ちゃんにもスレがたったということは、「議論を起こしたい」という編集部の方針にも適っている。
 だが、それよりも消費者に買占めを控える情報を消費者庁がアナウンスしている、という情報を出す方が正しいのではないか、という気持ちがまったくないといえばウソになる。

 各ネットメディアには、それぞれの編集方針がある。その中で自分のテイストをちょっとブレンドした上で情報発信するのがライターとしてのお仕事。だが、ブロガーとしてはまた別の判断基準がある。

 で、ここで話があさっての方向に飛ばすのだけど。
 今回の大震災・原発事故で分かったのは、どのメディアもなくなってはいけない、ということだ。テレビだけではダメ、新聞だけでもダメ、ネットメディアだけでも、ブログやツイッターだけでももちろんダメだ。相互が補完しつつ、必要なひとに適切に情報が行き渡るようにするためにどうすればいいのか、考える契機になっただろうし、していかなければいけない。
 その中で、ブログが果たす役割は、「他のどこにも出ていない情報・論考を発信すること」になるだろう。

 そういった意味でも、公官庁や企業の記者会見の公開は、記者クラブからフリーランス記者にまで公開、という小さいレベルで収めてはいけない。広く市民にまで情報公開をするという方向に持っていって欲しいと、心からお願いしたい。

東北地方太平洋沖地震関連サイト

 地震で被災された皆様にお悔やみを申し上げます。取り急ぎ、有用だと思われるサイトを挙げておきます。

 GoogleCrisisreSponse
 ⇒Googleによる東北地方太平洋沖地震特設サイト。災害情報・運行情報リンクを網羅。

 SAVE JAPAN
 ⇒都道府県別にハッシュタグをつけてツイートされた情報を一括して見ることが出来る。

 Togetter:地震関連まとめ
 ⇒Togetterの地震関連まとめリンク。

 無事.me
 ⇒カリールが立ち上げた無事を確認できた人の位置情報を集めるサイト。

 【緊急】東北地方太平洋沖地震に対抗する為の無料iPhoneアプリ
 ⇒無料iPhoneアプリの情報はこちらで。

ネットで揉め事を起こした時の三つのルール

 アンテナの高い皆様はご存知のように、『ケツダンポトフ』そらの女史が大変なことになっております。
 詳細は切込隊長様の記事に詳しいのでそちらをご参照を。

 非モテソラノート事件がまだ延焼中(一部追記)-切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man’s Blog 

 個人的にはインタビューさせて頂いたり(参照)、『日刊サイゾー』で記事を担当させて頂いたり(参照)、文学フリマ大交流会をUSTして頂いたり(参照)、ご縁があったので、このような事態になったことが非常に残念。
 さらにいうと、彼女のことを誉めそやすフリージャーナリスト・ライターなどに引きずられて政治・社会方面に足を向けるのには危なっかしさを感じていました。まして、「あさのニュース」で「非モテタイムズ」と仲良くしだした時は、さすがに忠告をすべきだったな、と多少後悔もしています。

 まぁ、それはそれとして。
 こういった揉め事や係争事項は、大手メディアや企業だけでなく、ブログやtwitter、各種SNSなどで発信をしている以上、個人にも起こり得ることです。
 なので、そういった際の対処方法を、事前に踏まえておくことは、広報の方のみならず、ネットを使う全てのひとにとって有用だと思います。
 しかし、世間に出回っている広報のノウハウ本で、プレスリリースの書き方や、会見の開催といったことは書かれていても、ネット上での揉め事が起こってしまった時の対処法が書かれているものを、私は知りません。また、クレーム対応の専門書も、ネットで通用することは少ないような気がします。
 というわけで、私Parsleyの考える、ネットで揉め事を起こした時の三つのルールを公開したいと思います。
 どうぞご笑覧下さいませ。

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 1・状況を冷静に判断した上で、「謝る」「無視する」のどちらかを選択する。

 まずは、相手がこちらのことを問題にしている部分が、確実に非があることなのか、単なる難癖やクレームの類なのかを判断します。その際、相手の立場になって、問題となっている該当部分を検証してみましょう。仮に、契約関連や法的なことに抵触する可能性がある場合はより慎重さを求められます。
 
 2・判断した決定を徹底して押し通す。

 「謝る」「無視する」の二択を選んだら、何があっても方針を変えてはいけません。
 自分達に非がある場合、相手が許してくれるまでひたすら謝罪します。出来れば「申し訳ありませんでした」以外のことを伝えないことが望ましいです。相手が納得するまで、「申し訳ありませんでした」と繰り返します。相手が何らかの条件を提示してきた際は、出来る限り意に沿う対応をします。無理な場合は、またひたすら「申し訳ありませんでした」と頭を下げ続けます。
 私Parsleyも、明らかに自分の失敗で取引先に迷惑をかけてしまったことがあります。当然相手は怒り心頭です。ここで、こちらの事情を話しても「言い訳」にしか捉えてもらえません。ひたすら頭を下げ続けました。そして、数時間後、ようやく許してもらえました。

 逆に、相手がクレーマーだと判断した場合、とにかくひたすら無視をしましょう。ブログに何を書かれようが、twitterでリプライを送られようが、絶対に相手をするのをやめましょう。メールが届いたらゴミ箱行きに。彼/彼女の意見に同調するひとも同じように対応しましょう。どんな情報が出されても、口を出したい衝動にかられても、ひたすら耐えます。
 出版社時代、古本屋で買った雑誌にDVDが入ってなかった、という苦情を執拗に受けたことがあります。新刊本ならばともかく、古書は個人の自己責任で買うもの、こちらに落ち度はありません。状況を理解した私は、こちらでは対応しかねる旨を伝え、その後のアプローチは徹底的に無視しました。

 3・相手とのやり取りは全てクローズドで。オープンにするのは全ての決着がついてから。

 何もかもオープンな場所で交渉するのがいいとは限りません。問題や係争が起きた時、まずは第三者の口出しが出来ないところで、相手とコミュニケーションしましょう。
 優先順位としては、「直接会う」>「テレビ電話等、顔が見える状態で話す」>「電話で話す」=「Skype等で通話する」>「メールで話す」>「Skype等でチャットする」>「twitter等のダイレクトメッセージでコンタクトする」になるでしょう。「足を運んで顔をつき合わす」ということが最強。次に大事なのが、「耳を貸す」ことです。文字でのやり取りは、時に無機質な印象を与え、事務的な感じもしますので、次善の策になります。
 繰り返しますが、何もかもオープンな場所で交渉するのがいいとは限りません。例えばtwitterならば、相手の肩を持つひとがひっきりなしに現れ、そちらの対応もしなくてはならなくなってしまいます。対応に追われて疲れ、冷静さを失い、結果として間違った判断を下してしまう可能性が高くなります。
 だから、相手とのコミュニケーションは全てクローズドなところで行うこと。これは絶対に守らないといけません。

 そして、何もかもをオープンにするのは、何もかも決着がついてから。
 ことの顛末を報告する必要があるならば、双方が納得した段階で、なるべくオフィシャルな媒体で公表しましょう。相手が納得していない状態でのリリースは、かえって悪い影響を与えかねません。あえて「オープンにしない」という選択をするのも検討すべきです。こちらに非があった場合、内々で謝罪の意を示し、相手に許して貰えた時点で、しれっと通常営業に戻る、という選択も悪くないと個人的には思います。
 というのも、謝罪の意をネット上に公開することは、かなりのリスクと手間が伴うからです。サイトならば常にトップに表示させる必要がありますし、内容次第では問題を再燃させる可能性があります。
 文面は、謝罪の意と関係者の処遇、この二点以外のことを記してはいけません。これは、絶対に守る必要があります。
 同様の文書を、相手に送る(可能なら内容証明郵便で)ことは言うまでもありません。

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 長くなりましたが、上記のことを守り、ほとぼりが冷めるのを待つ、というのが上策だと思います。
 ネット上での揉め事は、ネタとして消費されがちです。その「炎上」の結果、双方が傷つく、といった誰も望まないことに終わる可能性が非常に高い。それを避けるためにも、ここで挙げたルールを守り、誠意を持った上で毅然と対応することが求められます。
 もう一度書きます。これは企業の広報だけではなく、ネット上で情報を発信する全ての人は、揉め事や係争事項に遭遇する可能性があります。
 だから、今回の「非モテソラノート事件」は他人事ではありません。明日にはあなたにも起こり得ることだということは、胸に留めた上で、楽しいインターネットライフを送ってくださいませ!!

 

『ParsleyのAndroid日記』開設のお知らせ

 先月、2エントリーしか書けずにかなーり落ち込んでいるParsleyです。こんばんはおはようございます。

 先月2エントリーしか書けなかったにもかかわらず!新たなブログを開設しました。

 

 ParsleyのAndroid日記

 『andoronavi』さんでアプリの紹介記事を書かせて頂いている(参照)Parsleyではありますが、yaplogもandoroidに対応しはじめたということで、はじめてみました。
 コア層の10代後半から20代前半の女性はiPhone利用者こそ見かけるようになったものの、スマートフォンという面ではまだまだなので、そういう方でも「android難しくないよ!」的な内容に出来ればいいなーと考えております。

 yaplog!はなんだかんだで使いはじめて6年目で、ここまで来ると棺桶まで付き合うのかなぁ。
 ともかく、こちらの本ブログともどもよろしくお願いいたします。