富士と、アレジのマニクール評

 その昔、といっても3年程前だけど、ジャン・アレジがF1フランスGP開催地であるシルキュイ・ド・ヌヴェール・マニ=クールについて、こんなふうに語っていた。出展は『Number PULS 2004 F1革命前夜』

 はっきり言って大嫌い。スキジャナイヨ! フランスGPがキャンセルされたって聞いた時には夢かと思った(笑)。でも、最終的には今年も開催されることになった。いや、僕はフランスGPが消滅することを望んでいるわけじゃない。フランスでグランプリが開催されることはとても大切だと思う。ただ、ポールリカールのようなサーキットで開催されることを望んでいるんだ。マニクールは本当に何の楽しみもない場所だから。「牛が大好き」って人にしか薦められない。牛はたくさんいるからね!

 母国といっても、彼は両親がシチリア出身でフェラーリドライバー経験者なので、モンツァやイモラの方がホーム感覚なのかもしれないけれど、それを差し引いたとしても酷評だ。

 このサーキットでグランプリが開催されるようになったのは、政治的背景があった。フランスの大統領と、当時の蔵相のおかげだよ。ミッテランの地盤はニエーブル県で、ベレゴボワはヌベールの市長だったからね。(中略)
 観客にとっては、悪夢のようなグランプリだよ。まず、絶対に、ホテルを見つけることはできない。単純な話、僕はマニクールに10年通って、1度たりともホテルに泊まらなかった。毎年、サーキットのすぐ裏側に家を借りていたんだ。
 サーキットを出れば何もないし、キャンプ場にでも行かないかぎりお祭りの雰囲気もない。本当に、このグランプリは家でテレビ観戦することを薦めるよ。
 マニクールでのグランプリは今年で最後になると思う。2005年には他のサーキットに行くと思うよ。(後略)

 残念というべきか、幾度もカレンダーから外されそうになりつつもフランスGPはマニクールで開催されている。
 このことは21世紀に入ってからF1が放映権&大自動車メーカーの世界戦略の展開する場に変質しており、毎年グランプリに足を運ぶ熱心な観客というファクターがワンオブゼムになってしまっていることを象徴している。

 しかし、この文章。
 フランスGPを日本GPに、マニクールを富士に、ミッテランをトヨタに、牛を樹海に、それぞれ置き換えて読んだとしても、違和感を覚えない。

 

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『PS』11月号を読んだ。

 ま、手短に。
 表紙は木村カエラ。新譜のタイトルにあわせてイエローのニット。
 「おしゃれセレブの一週間コーディネート」に、安田美沙子とMEGが登場している。私の記憶では二人とも初。
 映画『サウスバウンド』+日産MICRA C+Cのパブに北川景子。

 4色ページでは「ケータイの中身探偵団」という特集があった。
 いわく、『「持ち歩かないケータイ」として2台目にWILLCOMを持つコが増えている』。
 いわく、『ケータイで文字に親しむ時代?携帯小説やMYブログが大人気』。「魔法の図書館」が紹介されている。
 いわく、『ケータイ写真は東京ではペット、大阪では彼氏が一位』。なんでも、東京では彼との写真はほぼゼロらしい。恋愛に対してクールというより、リスクマネジメントでしょう。
 え? 「2in1」?? そんなものはなかったのですよ。

 あと。表3の広告がバンタンキャリアスクールで、「ユメはじまる」で検索するように誘導していることをはじめて認識した。コピーも20前後のコの焦燥感や閉塞感をくすぐるキャッチーな感じだった。

 

注目は目的ではなく結果ですよ

 「あなたのブログを人気ブロガーに注目してもらう5つの方法」『WEBマーケティングブログ』様)

 はてなブックマーク、「スピリチュアル(笑)」と加えられていてコーヒー噴いた。(参照
 しかし。人気ブロガーに注目してもらうためにトラフィックを送る方法として、なぜか真っ先にnewsingに投稿することを挙げている。なんというか、『近江商人JINBLOG』様が「このまま低俗なネタしか集まらないサイトになるんだったら一旦閉じようか」とおっしゃる気持ち分かるというか(苦笑)。

 まぁ、トラフィックなんかよりもはてなポイントかAmazonギフト券を贈った方が100倍は効果的だと愚考する次第なんだけど、あえてマジレスしてみると、「内容のない記事に意味はない」というところになるかしら。
 そういえば、以前に『シナトラ千代子』様がこんなことおっしゃっていた。(参照

 ちなみに「アルファブロガーは噛ませ犬」的考え方のブロガーもいるようですが、アルファブロガーはわりとタマ避けがうまいひとが多いので(内面はともかく)、じつは狙撃対象には向いていないのではないかと思われます。
 
 要するに、注目してもらうためには、避けられないようなタマを投げなければならない、ということ。
 人気ブロガーに限らず、ブログに人生の全てを費やしているような奇特な方は稀なので、これまでにまだエントリーに書いてはいないが書いてもいいかなという気持ちを、うまくくすぐるような内容の記事が書けるかどうかにかかっているんじゃないかな。

 もっとも、記事が注目されることって、目的ではなく結果だと思うけれど。「有名になる」ということをモチベーションにして活動することは、Webに限らずオススメできないし、それを推奨する大人には近づかない方が身のためでしょう。