それでも煙草を吸う理由

 プロフィールにも載せているように、私parsleyも喫煙者。とはいえ、そこに記されている銘柄は見慣れない名前だと思う。
 もともとDavidoffはドイツの葉巻ブランドで、他にフレグランスも発売いているように「香」を追求することで80余年やってきた会社である。当然のようにタバコの紫煙にも独特の匂いが強く染み付いている。私などは「香り立つ」という表現がぴったりだと思うのだが、そうは感じない方もいるようで。まあ、このへんは人の好みの問題なので深入りしすぎないのが肝要だろう。

 ここから先はやや言い訳めく。
 仮に「喘息者であるのになぜ煙草を吸うのか」と問われたとすれば、「喘息者だからこそ煙草を吸うのだ」と答えるしかない。この感覚は屈折の極致で他人に共有して貰えることを期待出来ない類のものだ。
 それに、煙を吸い込むことにより、気管と血管の「活動」をよりリアルに感じられる、ということもある。どこか自分の事さえも他人事のように捉えがちなparsleyを、地べたに戻してくれる。多少の気管の収縮&体温の低下を引き換えに精神の平衡を得られるとするならば、少なくとも私にとっては悪い取引ではない、ような気がする。

 喫煙者としての現在のポジションを確認したくなったのは、世界保健機関(WHO)の「たばこ規制枠組み条約」が発効されたため。

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セーショクキングの情報再配信

 まずはタイトルの由来から説明すべきだろう。parsleyの琴線に触れたトピックを配信することなのが当blogがWeb上を漂う意味だというのは散々自問自答しているからいいとして、前についている「セーショクキング」とは一体何ぞや?
 表紙がジャン・アレジ&後藤久美子だということでつい買ってしまった『TARGET』『ナイゾーくん』という一風変わったマンガが掲載されている。で、リンク先の「ナイゾーくん占い」をやってみると、「貴様は『セーショクキング』じゃ!」と宣告された、という次第。詳しくは「キャラ紹介」を参照のこと。

 渋谷・築地戦争は膠着状態のまま。
 朝日側が記事の表現をこっそり変更(訂正、ではなく)しているのだが、あっというまにウォッチャーの皆さんに気付かれている。詳細は毎度のように『Irregular Expression』様を参照頂くとして、皆から猫の目で動向を注視されているという自覚もないのだとするならば、能天気もいいところ。物事の是非を問う前に姑息だし。何より増して、他の報道機関がだんまりなのが歯がゆい。「報道の公共性なんて、所詮この程度のものだと全員が了解することが、報道の公共性の第一歩」(『藤沢生活』様)というレトリック。やれやれ。

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続続、ストレイ・シイプな午後10時

 ご覧の通り、スキンをお着替え致しました。
 日頃からご厄介になっているこちら様が以前に使用されていて「いいな」と思っていたのです。「みんなのうた」で使われていたアニメーションみたいで心地良い(『まっくら森の歌』が耳に反響して聴こえる)。あと、前のスキンが文字が読みづらかったので、短いスパンでの変更と相成った次第。
 まあ、いずれは自作のもので勝負しなければならない時が来るだろうけれど、それまでの仮の姿、ということでこれからもよろしくどうぞ。

 さて。前回「続、ストレイ・シイプな午後10時」でスキン変更の深層心理を長々と書き連ねたので、今夜もそれに倣おうと思う。
 しかし、このエントリーでは単に「このblog今後どうするべ?」という話だったのに、だんだん「オレ様ってどうよ?」というふうにシフトしている。本来は5、6年前に決着をつけておくべき案件のような気がなきにしもあらず。おそらく自分、一生モラトリアム人間なんだろうなぁ…。
 まあ折角だから、モラトリアム具合をまな板ショーよろしくblogのネタにすればいいや、という感じなので、今後も『三匹が斬る!』よろしく、「また又」→「新」→「ニュー」→「痛快」と続いていく…かもしれない。
 以上、前置きオワリ。

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シャカイノテキのヒトリゴト

 今日は『カナロコ』で見つけたこの記事より。 

 有害図書販売防止へ12の提言案/横浜

 横浜市青少年問題協議会傘下の「有害図書の青少年への販売防止対策検討委員会」(春口廣委員長)は二十三日までに、コンビニエンスストアなどにおける青少年への有害図書の販売防止など、青少年育成に向けた十二項目の提言案を発表した。市ホームページ(HP)などで公表し、市民アイデアも募集して最終提言としてまとめる。
 同検討委は昨年七月に発足。市教育委員で関東学院大ラグビー部監督の春口教授をはじめ、有識者十人が販売実態や店舗経営者の意識、コンビニ本部の指導方針などを調査。結果を受けて五回の検討会議を行った。
 調査では、!)有害図書を不十分な区分陳列のまま置いている店舗がある!)有害図書を見ている青少年を大人は見て見ぬふり!)有害図書を外に向けて陳列する店舗がある!)などの実態が浮かび上がった。
 提言案は、市民、業界・店舗、行政が連携していくことを求め、それぞれ四項目ずつ提案。重点提言として「保護者の責務の自覚を求める」「店舗等へ販売の自主規制を求める」「地域ぐるみで監視を続けていくことが望まれる」など六項目を掲げた。
 春口委員長は「表現の自由や販売・営業活動の自由という重要な問題はあるが、青少年育成に対する大人の責任として具体策を講じなければならない」とコメントしている。
 四月三十日まで市民アイデアを募集する。提言案は区役所などで配布。市HPでも閲覧できる。提言案の用紙に添付された専用はがきか、メールで応募する。アドレスはsh-seisyokyo@city.yokohama.jp。

 以前にも書いたが、コンビニ進出が最大の戦略にしている我が社にとって、ビンカンにならざるを得ないニュース。ちなみに、需要の問題でこの企画は現在絶賛頓挫中…。
 このテの解決法として「蛇口を閉める」ことに走るのは、教育サイドでは大昔から為されていることなのだが、実際のところ効果のほどはどうなんだろう?

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ことばあそびのたのしさよ

 まずは、民主党クオリティ全開のこの記事から。

 もう野党と呼ばないで 民主、「政権準備政党」と自称(Sankei Web)

 もう「野党」とは呼ばないで-。民主党の政権戦略委員会(委員長・岡田克也代表)は22日の会合で、自らの呼称として「政権準備政党」を使うことを申し合わせた。ただ、岡田氏自身がその後も「野党」の言葉を使ったり、党内にけげんな表情を浮かべる議員もいるなど定着するかどうかは微妙だ。
 政権戦略委メンバーは、今後の党の在り方について「反体制、反自民を掲げる野党から、二大政党時代に政権政党を目指す政権準備政党になる」との見解で一致。自民党を監視するだけでなく「次の総選挙で政権を取ったら何をするのか準備する。自ら野党とは言わない」との考え方をまとめた。
 岡田氏は会合後の記者会見で「政権準備政党」を「定着させたい」と意気込んだが、記者団とのやりとりの中では「野党第一党として…」と思わずポロリ。
 代議士会でも「野党というのは在野ということで、永遠に批判だけをしているイメージが付きまとう。なるべく野党という言葉を使わないようにしよう」と呼び掛けたが、一部議員からは失笑が漏れた。(共同)

 …「政権準備政党」とやらならば、憲法やら郵政やら北朝鮮やらの諸問題に正面から対峙してもらいたいものだが、それが出来れば苦労はないか。この党がダメなのは結局「対自民」という形でしかアクションを起こせないところにあるのだと思うんですけれどねぇ。

 もちろん、報道機関も言葉遊びの限りを尽くしている。例えば、小泉首相が『オペラ座の怪人』を観賞した時事通信の記事。『「緊張感に欠ける」との批判が出そうだ』と結んでいるのだが、「出そう」じゃなくて、あんたが批判しているんじゃん、と言いたい。実際批判するアホもいるんだろうけれどさ。
 個人的には、総理の映画のチョイスはいつも微妙だよね、と思う(笑)。

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やっぱり猫が好き

 今日2月22日は「猫の日」
 どうしてって、222で「にゃんにゃんにゃん♪」だから。こちらのサイトによれば、英文学者の柳瀬尚紀さんらによる「猫の日制定委員会」が1987年に全国の愛猫家の公募により制定されたらしい。
 ちなみに、「犬の日」は11月1日。

 私の知る限り、「猫が嫌い」というオンナノコはあまりいない。私は「猫が好きなオンナノコ」が好きなのだけれど(笑)。
 これってよくよく考えるとちょっと不思議。天真爛漫さと、なんともいえないセクシーさと、のほほん感とを同居させることが想起させ擬人化している…のかなぁ? 確かに自由でいいけれど、実際そういうひとがいたなら「ムッ」としそうなもの。やっぱり不思議。
 この「猫属性」を自然に有する女優さんが同性からの評価が高い。もっと言えば嫉妬の対象とは見られない、何ともお得なポジションを獲得することが出来る。
 例えば小雪。サントリー「マカディア」のCMなど、「一人と二匹」というより「三匹」と数える方が正しいような気がしてくるものね。

 ま、そんなこんなで、あと二時間ちょっとしかないけれど、皆さんニャンニャンして下さい、というエントリーでした。

 

立ち位置はここらしい

 春一番が吹く数日前あたりは、毎年なんとなく体調がおかしいが、どうやら今年も例外ではなさそう。
 目が霞むのはディスプレイと睨めっこしすぎとして、関節の違和感と、微妙な寒気が全身を纏っている。咽喉も何かが引っ掛かる感覚があってうまく喋れない。平衡感覚がズレているのか真っ直ぐ歩くのに神経使うし‥。熱があるわけでも喘息の発作に襲われているわけでもないんだけどね。
 私parsleyの場合、気分と体調がリンクし過ぎるのが問題。調子崩すと弱気になるし、イヤ~なことがあると熱出たりする(笑)。小学校の頃は、そんな特性を随分利用させてもらったものだ。さすがに今じゃおいそれと会社休めないけれど、一日縁側でぼーっとしていたい欲求は捨てきれない。このままだと明日には39度くらいにはなるかもだ。

 『小泉総理は運が強すぎる』スレ経由で『THE HATA HATA』様が「Political Compass」を紹介していることを知った。
 つまり、実はミギなのかヒダリなのかを判定してくれるチェックシートというわけ。
 まあ、日本の左右と欧米のソレとは違うから、結果を鵜呑みにはできないけれど。お遊びとして見るのが吉。

 ちなみにparsleyは、

 経済の左/右:-2.75
 社会自由論者/権威主義者:0  ←←←←!!!!

 でした。
 特に後者が見事に中間。無原則すぎてデータに反映できないからど真ん中に来てしまっただけなんだろうが(笑)。
 どちらにせよ、このチャートを見る限りにおいては、日和見主義者ということになるだろうか。当たらずからも遠からじ。

 しかし、「もうミギヒダリを規定するのやめにしない?」なんて言っておきながら、自分の「位置」を気にしてしまうあたり、私もまだまだ修行が足らんね。

Revolution, Cross over ② 想見×想起

 えらく難しいタイトルをつけて、下世話なことを語るカモフラージュにしようという試みである「Revolution, Cross over」第二回は、やはり下世話なオハナシ。だから、そーいう気分なんだって。

 この仕事始めて以来、当たり前だが成人指定雑誌やアダルトソフトを見る機会が飛躍的に増えた。実はそれまで、そのテのものは数えるほどしか見たことがなかったのです。いや、表現に正確さを求めるとすれば「見る」よりも「眺める」の方がより近いだろう。少なくとも、製作者・著者の意図が私に届いていなかったことは間違いない(この点は現在でも改善されているとはいえなさそうだが)。
 まぁ、これでも♂なので、唐突に催して独力で処理しなければいけない局面を数千回は経験しているが、その時に頼りになるのは文章の方だった。妄想を際限なく膨張させていくタイプの人間には、写真や映像は情報量が多すぎて適さない。一時期私は行間の出来事を勝手に構築することに夢中になっていた。
 
 で、これまでの人生の数倍のアダルトソフトを(真剣に)観て気付いたのは、自分が体験していないストーリーのものを、断然面白いと感じていること。
 月に数千本も出る新譜をざっくり分類すると、半分弱がコスプレもので、3割くらいが「プレイ」系。残りは「ストーリー」重視路線といったところになると思う。いずれにせよ「シチュエーション・プレイ」であることには変わりがない。制作陣は「ありえないような」うまい話を描き続けている。
 が、そのありえないような状況を実際に体験している人が観たとすれば?
 案外、強引に結びつけれることが出来るなぁ、というのが率直な感想なのだが、実際のところこの映像の消費者たちはどうなんだろう?

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ヒーローは何時も助けには来ない

 NHKドキュメンタリーへの「介入」問題と、一連の渋谷・築地戦争(詳細は『Irregular Expression』様にて)でターゲットになった中川経済産業相と安倍晋三自民党幹事長代理だが、昨日今日と東シナ海でのガス田問題についてそれぞれ発言をしている。
 
 中国ガス田、日中中間線越境の可能性…政府が中止要求
 ガス田盗掘されている状態…安倍氏が中国側の対応批判

 前者の経産省の中間報告の記事は、読売新聞19日朝刊の一面トップを飾った。10年前なら考えられなかった事態。なるほど、何かと「媚中」と揶揄される朝日新聞側が、四年前の(しかも解決済みの)案件を持ち出してまで安倍・中川両氏を叩きたい、というのもあり得る話だと思う。限りなく高い可能性の問題として、ね。
 
 その渋谷と築地の争いなのだが、渋谷が投げたボール(公開質問状)をなかなか投げ返そうとしなかった築地の側が17日になってようやく回答書を送った。
 詳細はこちらに譲るが、どうやらこれまでの主張を繰り返すのみで、渋谷側の11の質問には答えていないらしい。「らしい」というのは、朝日が「回答書」とやらを全文公開していないから。
 要するに、まったくらちが開く気配が見えない。
 痺れを切らした自民党は公開討論会を開き、「一方の当事者の主張を聞かずに議論を行うのは誠に不公平」だから朝日の取材担当記者が出席するよう要請した模様。 もし一般客も公聴出来るのならば、会社休んででも行ってみたい(笑)。現状では内々でする方針のようだが。

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ビジン、プラスアルファ

 この一週間、オフラインにおいては何かとどんより感漂っていたparsleyです。
 今時複合機が故障しただけで業務が支障をきたす形態ってどうよ? つーか、ゼロッ○スの会長、首相の靖国参拝に文句つけている暇あるなら、自社の営業にアフターケアを徹底させるように薫陶して頂きたいものだぜ、とか毒づく毎日だった。
 それに、今週はどうもたちのわるいエントリーばかり書いているような感じがして落ち着かなかったのです。これって依存症の初期段階??

 そんなわけで、ここ数日ずっと気になっていた『美人のコモデティ化』について、自分なりに考えたことを備忘録として書き連ねておこうと思う。
 参照したのは、以下の記事。

 美人のコモデティ化  『好むと好まざるとにかかわらず』

 2005年の衝撃トレンド・属性のコモデティ化(その2) 『R-30』

 私は『R-30』様を経由して『好むと好まざるとにかかわらず』様の記事を読んだのだが、日頃漠然と感じていたことを見事に言語化されていて、久々に「やられた!」と思った。
「この記事は、もしかして「2005年のアルファブログ」のノミネートエントリになるんじゃないか」という観測に一票投じたい。

 さて、そもそも「『美人のコモデティ化』とは一体何ぞや?」というと、つまるところ「美人であることはもはや武器でなく、他の何かで勝負しなければならない」ということになる。普遍的に見える価値=「美」が実は既に平均化していて、そうであるからこそ個々でオリジナルの魅力を獲得すべきだ、というのがこの主張のキモになろうか。
 確かに、美しさを競おうにもどんぐりの背比べ感は増していく一方だろう。 

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