『an・an』2012年8月22号を読んだ&観たよ

an・an (アン・アン) 2012年 8/22号 [雑誌]
マガジンハウス (2012-08-10)

 『an・an』の最新号がSEX特集号で、AKB48の小嶋陽菜が表紙、おまけに「女性のためのDVD」が付いているということで、久しぶりに買ってみた。

 こじはるのグラビアは、「無意識のエロティシズム」とあったが正直そんなにエロくない。というか、AKB恋愛禁止なんじゃなかったっけ?
 次に268人の読者アンケート。SEXの回数が週に1回が28.4%、月に1回以下が27.6%、経験人数が1~3人が31.7%、10~20人が25.4%という結果から、格差が広がっていることが如実に示されている。笑いどころは、ローション経験が47%という結果に「編集部でもどよめきが」とあるところか。
 気になったのは、二人でイクためにしている工夫は、という質問に対して、「耳元でいつもとは違う呼び方でお互いを呼び合います(29歳・企画)」との答え。ねぇ、ここはもっと掘り下げて聞くべきなのでは!?
 あとネットカフェで既婚者とした経験とか載っているんだけど、それ見つかったら警察呼ばれるよ。というかホテル使おうよ既婚者!!

 全体として感じたのが、2006年のSEX特集号(拙エントリー参照)と比較して、SEXをお仕事にしている女性が格段に増えたなー、ということだろうか。『女医が教える本当に気持ちいいセックス』著者の宋美玄女史や、『心と体を満足させるセックス』著者の精神科医の高木希奈女史、『女医から学ぶあなたの魅力が10倍増すセックス』の山下真理子女史、ロマンスライターのピンク先生、ラブリーポップ店長の渡辺ゆきこ女史、などなど。官能系マンガ&小説ガイドでは、『負け美女』の犬山紙子女史が登場しているし、甲斐みのり女史、雨宮まみ女史、それから山崎ナオコーラ女史の名も。あと、グッズ紹介にはあやまんJAPANの3人が出ている。「お話をうかがった」相手のほぼ8割が女性というのは、この業界への浸透度が見て取れるし、レッドオーシャンになりつつあるような印象を受けた。

 付録DVDは、女子向けアダルトレーベル『SILK LABO』製作の『Love Switch』。いちおう全編鑑賞したのだけれど…。これがツッコミどころ満載だった。
 「彼の官能スイッチがどこでON」になるか、がテーマなのだけど、デートでは常に男子は、キスしたり、ホテルに行くタイミングを見計っている(はず)だから、積極的に手をつなぎにいかないでも大丈夫でしょ、と思ったり、バーに2人きりで行った時点でお持ち帰りする気される気があるんだから、わざと肌を見せたり触れたりしないでもいいんじゃないかなぁ、と思ったり。なんか、「男性が草食化している」という幻想と決め付けをそこはかとなく感じさせる内容になっている。
 「In the Room」編では、実際にセックスシーンがあるのだけれど、Hに至るまでの過程がなげーよ! お風呂入っている時点でやる気あるはずなのに隠していてじれったいし、ようやくベットいちゃつきはじめたと思ったらそこから裸になるまでの時間のまどろっこしさといったら! 女子向けなら男優さんの細マッチョな肉体をさっさと披露すべきなのに、なかなか脱がないの。さらに、行為中も「気持ちいい」しかいわない女優さん。こんなんじゃとてもとても絶頂に達せないよ!!
 総じて、「ムード作り」というところに重点が置かれているところなんだけれど、「男子に頼らず女子がムードを作れ」というのが透けて見えた。なんというか、その、「ムード」なんてゴミ箱にポイして本能のままやればいいのにね。
 個人的には「駆け引き」よりも、「本能のコミュニケーション」としてのセックスをしたいし見たいなぁ、というのが感想になるかな。

 そんなわけで、なかなか笑わせてくれる2012年のSEX特集だったのだけれど、中にはオーガズムに至るまでのステップやレッスン、セックスに関する疑問に対するQ&Aなど、勉強になる点も多々あるので、セックスでお悩みの方は一読の価値はあるのではないでしょうか。

女医が教える 本当に気持ちのいいセックス
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きゃりーぱみゅぱみゅと『Zipper』『KERA』

 「アイドル戦国時代」と言われ、男性グラビア誌やヤングマンガ誌だけでなく、女性ファッション誌にもAKB48を筆頭にアイドルグループが進出していった2011年だけど。もう一つ、ファッション誌ウォッチャーとして注目しておかなければならないのが、「読者モデル」の「タレント化」。
 特に、携帯向けに展開しているCROOZブログで書いている「読モ」が、画像(写メ)と個々のキャラクターを前面に出すことで、ユーザーの支持を集め、それが出演している雑誌にも反映している、という好循環が生まれている子が何名も登場している。
 その潮流を牽引したのが、きゃりーぱみゅぱみゅだ。

 彼女は原宿を大きなリボンを着けて歩いているところを『KERA』のストリートスナップに撮影されたのをきっかけに読者モデルとしての活動を開始したのだが、何よりも「デュクシ」「(かわいくて)キレそう」といた独特の「きゃりー語」や、あえてヘンな顔をした自身の画像をアップしたブログが同世代の女子高生から圧倒的に支持された。
 そして、2011年になり高校卒業を機に活動の幅を広げ、CDデビュー。
 ミニアルバム『もしもし原宿』は、オリコンチャートでは最高18位に過ぎないが、収録曲の『PONPONPON』は2011年最大の注目曲、いや、中毒曲と呼ぶべき存在だ。まだ未試聴の方はYouTubeで
 中田ヤスタカのプロデュースのサウンド+きゃりーの世界観が示された「うぇいうぇい」「ぽんぽん」の連呼+6%DOKIDOKI増田セバスチャン氏の美術の組み合わせの織り成す「奔放な現在」は、異常に閉塞感のあるかのような日本社会に対して、存在自体が批評的だが、それについてはひとまず置いておく。
 いずれにしても、『PONPONPON』は音楽好きから広く支持され、一時東京のクラブのどこに行っても毎回耳にするくらい、ヘビーローテーションで掛けられていた。
 このように、モデルという枠を超えた活躍を見せているきゃりーだが、自身はことあるごとに「原宿を世界に伝えたい」というメッセージを発している。
  
 では、今の原宿を体現している雑誌は何か、といえば、ともにきゃりーが「読モ」をしている『Zipper』と『KERA』だ。
 『Zipper』で他誌との違いが分かるのは、コーディネートの商品の記載がブランド名ではなく、置いてある店舗だということだ。
 1月号では「今買うべき安カワおしゃれ」という特集で10000円以下の全身コーデを提案。レトロアウターやブロガー風、パンク風といったアイテムを、スピンズKINJIMomoなど新古着店でセレクトしている。レオパードのフード着きコートが2320円とか、水色レトロカラーのワンピースが3990円とか女子高生でも楽に手が入る上に、オリジナリティを発揮できるアイテムが散りばめられている。

 『KERA』といえば、ゴスロリなイメージの強い雑誌だったが、ここ数年で各ブランドのラインが多様化した結果もあって、「ゴス」という基本軸に変化はないものの、だいぶカジュアルになってきたなぁ、という印象を受ける。昔なら、「ゆるかわ」なんて単語は絶対に載ってなかっただろうし。ガーリーなロックスタイルや、パンクでもややレトロな着こなしとかも普通に載っている。いわばゴスの「カジュアルダウン化」と価値観の多様化が起きている。
 余談だけど、アニメ『輪るピングドラム』の陽毬ちゃんをイメージしたブラウスとスカートをロマン系のお洋服が得意とするブランドInnocent Worldが作って、声優の荒川美穂女史が着用した写真が『KERA』に掲載されるとは、数年前では考えられないことだ。
 閑話休題。そういった流れの中、「キャラクター性」を主張するファッションスタイルとアイテムへの注目度が高くなっているのが、原宿ストリートスナップでも見て取れる。単なる「ゴス」だけでは、テンプレートでしかなく、そこから何かを足したり引いたりして、自分なりのスタイルを見つける、といったことが、今の原宿では起きている。

 そして、この傾向は原宿のみに留まらないのかもしれない、とParsleyは思いはじめている。現地調査をしていないから話半分にしてもらいたいのだけど。
 きゃりーぱみゅぱみゅは毎週原宿のニコニコ本社から『きゃりーのウェイウェイNICOちゃんねる』を放送している。この番組中に、視聴者ときゃりーが直接会話できるニコニコ電話のコーナーがあるのだけど、聴いていると地方(郊外、ではなく)の中・高生が多い。
 例えばスピンズなんかは金沢や姫路、大分にも店舗があるし(参照)、札幌、仙台、静岡、広島などには雑誌のアイテムを揃えたKERA SHOPがある。ケータイによる通販も広まっている。
 こう考えていくと、案外『Zipper』『KERA』の影響力は約18万/12万という販売数に留まらない影響力があるように思える。それには、今年になってTVなどにも出演するようになったきゃりーの存在が大きいし、前述したような読モのブログの影響も見逃せない。

 『CanCam』の「モテ系」、『小悪魔ageha』の「age嬢」、その後に来た「森ガール」。そこからのトレンドは、どうも「読モの台頭」「原宿の復権」といったところがキーになっているように感じる。
 引き続き原宿のストリートの動向と、地方への波及という点には注意してウォッチしてみたい。

KERA ! (ケラ) 2012年 01月号 [雑誌]
インデックス・コミュニケーションズ (2011-11-16)

『PS』休刊の理由は『CanCam』の生存戦略

 小学館の女性ファッション誌『PS』がなくなったことを、世界で一番悲しんでいる乙女男子ことParsleyです。ごきげんよう。

 しかし、『PS』の休刊が決定したのは7月だったのだけど、その直前にサイトと携帯HPのリニューアルを実施している。このことからも、編集部の意向は関係なく、経営側の一存によって決定された事項だということが透けて見える。
 日本雑誌協会のデータによると約20万部。実際はさら数万単位で減っていて、実売はどんなに多く見積もっても12万部前後だっただろうが、例えば『LEON』の姉妹誌だった『NIKITA』が4万部前後で最後まで踏ん張っていたことを考えれば、諦めるのは早すぎたように思えなくもない。
 各ニュースでは「広告収入の低下」を理由に挙げていた。確かに昨年度と比較してナショナルクライアント、クルマやケータイ、それにゲームといったタイアップ企画が減っていたのは目に付いた。しかし、表3(背表紙の裏)には最後までバンタンが広告を入れ続けていたし、各ブランドの純広告・タイアップ記事とも堅調に入っており、見た目でガクンと下がったようには感じられなかった。
 
 となると、『PS』休刊の理由は、小学館全体の雑誌戦略と関わってくるもののように思える。
 もっと言うと、「不沈艦」である『CanCam』を守るために、『PS』が犠牲になった、と捉えるべきなのではないだろうか。
  
 小学館の女性ファッション誌の中では、『PS』が一番低い年齢、18歳から22歳という女子大生・短大生を狙った雑誌だった。もともとが『プチセブン』で、中学生がターゲットだった出自を考えればそれでも上がっているのだが、モデルに10代(当時)の紗羅マリー(2004年頃が懐かしい!書いていることが恥ずかしい!)や河北麻友子、入夏などを積極的に出しており、ストリートスナップにも女子高生が頻繁に登場するなど、「16歳が背伸びして読んでも全然OK」な雑誌だった。NICE CLAUPに代表されるような、お小遣いやちょっとバイトすれば手が届く価格帯のブランド・ラインを紹介し続けた、というのも大きい。
 それが、年々、年齢層が上にもリーチするようになっていく。表紙に吉川ひなのを起用したり、今宿麻美のような「お姉さん」系のモデルも登場してきて、「コンサバでない」OL層や兼業主婦層まで視野に入れた雑誌になっていった。

 実は、同じ傾向は『CanCam』にもいえる。もともと22~25歳のOLがターゲット層で、通勤服やデートの際のコーデなどを提示し続けていた同誌は、山田優、蛯原友里、押切もえ、西山茉希らが次々と登場した2005~2007年に「モテ系」として一世を風靡し、一時は70万部が完売という勢いを誇った。
 だが、25歳より上の「姉」層を狙い、姉妹誌の『AneCam』を刊行してまもなくしてから、雲行きが怪しくなる。読者は『AneCam』にうまく流れずに変わらず『CanCam』を読み続け、『Oggi』『Domani』といった30代向けの雑誌へとエスカレーターで読者が流れて行かなくなってしまったのだ。

 これには、デフレ不況により、読者層の収入と紹介されているブランドとのミスマッチが起きたことも起因している。ファストファッションを着ても恥ずかしくない風潮の前に、ヴィトンのバッグを持っていないと恥ずかしい時代は完全に過去へと押し流された。
 それでも、商品単価の高い化粧品や、高級ブランドの広告は入るから、30代向けの雑誌は若年層ターゲットの雑誌に比べては生き延びやすい。読者数はずっと減少しているが、しばらくは持ちこたえるのではないか。

 さて。問題は『CanCam』だ。2011年12月号のキャッチコピーは「23歳・25歳・27歳 何使ってる?何が便利」。5年もの年齢層をカバーしているわけだ。多くのブランドや化粧品は25歳を基準にラインを変えるから、そのどちらも取り込もう、としていることになる。
 さらに、同誌が主導して、13歳から17歳をターゲットとしたオーディション「MISS TEEN JAPAN」を開催している。つまりティーンにも読んで貰おうとしているのだ。
 その上で。2012年1月号では、原宿系で2011年にブレイクしたきゃりーぱみゅぱみゅや女子サッカー日本代表の永里亜紗乃選手、そしてももいろクローバーZを「Cam流にする」という企画を掲載し、それまでのコンサバな『モテ系』の外縁にいた層を取り込もうと試みている。
 つまり、『CanCam』は10代から30歳までまんべんなく取り込めるような全方位戦略を採用したわけだ。

 となると、同じ出版社で、年齢も近い層をターゲットにしている『PS』は一番邪魔な存在になる。
 それで、未だに膨大な広告収入が入る『CanCam』を生き残らせるための戦略を、小学館は選んだ故に、『PS』は休刊の運命を辿ったのだと、Parsleyは推察する次第。

 しかし、この『CanCam』生存戦略が果たして上手くいくのだろうか?
 日本雑誌協会発表の数字では約32万の発行部数だが、ブログ『誰も通らない裏道』様のエントリーによれば、2010年上半期の『CanCam』の実売数は21万2000部、下半期で19万3000部、そして2011年上半期では14万8000部という驚くべき数字が出ている。
 さすがにこの数字では、広告出稿に影響せざるを得ないだろう。

 「モテ系」というテーゼの劣化、ターゲッティングの不在、ライフスタイル多様化に全て応えようとして結果的に中途半端な雑誌になってしまっている、というのが、現在の『CanCam』の姿のように思える。誰が読む雑誌なのか、まったく分からなくなっているのだ。

 一方で。ファストファッションも広告クライアントに取り入れてデフレカルチャーの波に上手に乗り、付録戦略とアラサーにターゲットを絞った宝島社『Sweet』は100万部越えを果たした。その上の年代、30代女性を狙った『InRed』も好調に推移しているように見える。
 だが、この付録&表紙タレントで「買わせる」というシンプルな戦略も、だんだん読者に飽きられてはじめている、というのがParsleyの感触になる。コンビニに入っている部数が明らかに減っているし。

 それでは、現在のファッションシーンの牽引しているのはどのメディアなのか。…という話は、次回のエントリーにて考えてみたいと思う。

『PS』12月号を読んだ。

 これが最後の『PS』。おそらく世界中でParsleyほどこの雑誌を熱心に読んでいた男子はいないと思うのだけど、やっぱり残念だしさびしさを感じる。もしかして、これまでこのblogを続けてくれたのも『PS』のおかげかもしれない。今までありがとうと、先に編集部・スタッフの方々に御礼を申し上げます。

 今号の表紙は蒼井優。彼女らしい笑顔だなぁ。「街のブームSNAP」の「おじパン」として白のだぼっとしたパンツをチョイスしている30Pのショットはさすがだった。
 彼女をはじめ、aiko、土屋アンナ、今宿麻美、菊池亜希子の五人は各2ページのインタビューが掲載されている。 中でも目を引いたのが、イエローのニットワンピにブラウンのマフラーを巻いたあっこ。このメンバーに入っても遜色ない存在感。「柔らかな凛々しさ」と表現したらいいのかな、彼女独特の空気を纏うようになったことで、ずっと見続けていた身としては「すごいなぁ」と感じてしまった。
 あっこだけでなく、『PS』のモデルさんたちはそれぞれの個性でいい意味で自由なスタイルをしている。巻頭の4Pから河北麻友子、入夏、あっこ、今宿、紗羅マリー、宮本りえの6人が「冬のおしゃれプラン」を提案しているのだけど、良くも悪くも皆バラバラのファッション。だけど、4Pの河北が着ている水色のビックジャケットや、7Pの入夏のツイードジャケット、8Pのあっこのイエローのコート+ボーダーのタートルニット+サロペット(PAGE BOY!)というコーデ…といったように、どのモデルさんも服に対する理解度が高くて、「プリティ・スタイル」だというところが共通しているのが分かる。44P・45Pの「人気モデルズのPS12連発」も、お洋服が歌っているようにどの子もハマっていた。

 「麻友子&入夏のおしゃれレッスン」では、「’00年代ガーリーカジュアルのまとめ!!」ということで、90年代から2003年までの裏原ガーリーカジュアルをBEAMSの南馬越一義氏が、2004~2007年のミリタリーMIXについて、エディターの松尾彩女史が、2008~2011年の森ガール・OJIガール・ゆるカワガールについてスタイリストの林田夏苗女史がそれぞれ解説している。これはファッションに関心を持っているひと全てにとって必読。
 この特集でちょっと笑ったのが、酒井景都女史が森ガールについて「最後まで得体が知れないものだった」と過去形でコメントしていたところ。まぁ、景都さんは本物のオリーブ少女だしなぁ…。
 あとは、他誌では使われていない「OJI」というキーワードへのこだわりを貫いたのは、褒めるべきところかな。

 それから、山ガールに関する特集が6ページ組まれていたが、まるで『ランドネ』ですかというガチぶりに若干引いた(笑)。「PS登山部」が乗鞍岳に登っての編集会議まで掲載。これは、本格的に女子登山、来ているのかもしれない。

 記事広告では、今宿を起用したJEANASISのページが、大人っぽさに過ぎず、適度に可愛いアイテムを提案していて目を引いた。着こなしも参考になる。ショップに行こうかしら。

 全体として、あくまで実用的かつ、それほどお高くないアイテムを紹介していて、最後まで『PS』らしかった。それが個人的に嬉しかったし、さびしさが増した。

 あ~っ。『PS』で何かコメントするというParsleyの野望、果たせないまま終わっちゃったなぁ…。

『PS』11月号を読んだ。

 今号を含めてあと2号だけど、張り切ってチェックしていくよ!!
 表紙&グラビアは2年半ぶりの木村カエラ。ちょうど新譜『8EIGHT8』が出るタイミングに合わせての登場、ということですね。グラビアのテーマは「ニット」で、「ゆるかわ」というよりも『PS』提唱の「OJI」スタイルに近い着こなしにもかかわらず、ヘアをボーイッシュなブラウンにしていることもあり、彼女が着るとスタイリッシュに見えるから不思議。

 次に、アウター特集でPerfumeの3人が32-33Pに登場。かしゆかがダッフルコート、あーちゃんがテラードジャケット、のっちがトレンチコートを着ているのだが、他誌では見られないコーデで新鮮。特にかしゆかが前髪を分けて赤/青のダッフルコートを着用しているのが意外なほど似合っていてびっくり!

 今号では、10000円以下のアイテム特集が組まれているのだが、この秋冬のトレンドである「レトロ」なアイテムが目立つ。ノーマルなジャケットから少し変り種のストールマントまで各種揃っている。やっぱりレディスは単価安くてアイテム数が多くて選択肢広いからいいなぁ、と再確認。

 あと、ついに『PS』でも「ブロガースタイル」特集が! とはいえ、海外誌のようなスタイリングに比べて、モノトーンのポンチョ×ロングスカートに見間違えそう程ゆるい白パンツといった組み合わせや、厚底シューズ×紫ソックス、丸襟ブラウス×タイトスカート…といった感じで、『PS』風にアレンジした紹介になっている。
 メモ代わりに、ここで紹介されているブログとサイト、アプリをリンクしておこう。

 【ブログ】

 ☆『NO DI$COUNT BLOG』
 ☆『JILLIAN KATE』
 ☆『ALICE POINT』
 ☆『Little Bit 鈴木えみオフィシャルブログ』
 ☆『水原希子ブログ KIKO’S BLOG』
 ☆『STYLE&LIFE IN TOKYO』
 ☆『TOKYO fashion DIARIES』
 ☆『JAK & JIL BLOG』
 ☆『making magique』

 【サイト】

 ☆『Boutiques.com』
 ☆『POLYVORE』

 【アプリ】 ※全てiPhone専用でandroidはなし…orz

 ☆『Style com』
 ☆『Hipstamatic』
 ☆『Photogene』

 また、11月28日に20歳を迎える河北麻友子の私服MIX一ヶ月コーディネートに75Pから7ページ割いているのだけれど、これがとても素敵なのです。コーデはいろいろだけど、彼女の芯を貫くスタイルみたいなのが感じられるのが好感度高い。一ヶ月コーデものはモデルさんに雑然といろいろなファッションを混ぜて見せるものが多くて失敗していることが多いけれど、これは良いので参考にしてみたいと思う。

 あとは、菊池亜希子の「道草」がロンドンで綴じ込み付録になっていたのには驚いた(笑)。さすがに普段に比べてすらっとした着こなしが多くいい意味でモデルさんっぽい。

 さて。今週のおもしろ特集…というか、これは「トンデモ」の部類だと思うのだけど、「イケ雰男子100人に聞きました 理想の女性ランキング」。そもそも最近ずっと推しの「イケてる雰囲気の男子」=イケ雰男子が100人もいるだけでもびっくりなのだが(笑)。1位が水原希子って、ホントに!? 2位椎名林檎、3位北川景子は納得がいくのだけれど…。それで4位が麻生久美子で、5位に同着で大島優子・田中美保・武井咲・吉高由里子・・永作博美・長谷川潤。
 で、ページをめくってひっくり返ったのが、「元祖イケ雰男子」として、みうらじゅん氏が登場しているんですよ(笑)。
 はーい先生怒らないから企画した編集さん手挙げて!!

 記事広告では、JEANASISとPolaroidがコラボでフォトコンテストをするのにikumiを起用していて、スタイリッシュかつガーリーだった。このコンテストはデジカメやケータイで撮った写真を投稿したり投票したり出来るそうで、Parsleyも参加してみようと思ってます。投稿は10月31日までとのことなので忘れずに。

 

『PS』10月号を読んだ。

 表紙は蒼井優。グラビアを観ると、だいぶ髪伸びたな~という感じ。ネイビーにレトロカラーを合わせる、というのは、簡単そうで難しいテクニックなので着こなしが参考になる。少しモードが入って大人っぽい印象が強く、特にブルーを合わせた10Pのマフラー+コート+ワンピースが素敵(お値段も高いけど)。

 今秋は「レトロ」「靴下」「ポンチョ系」がマスト、ということで、丸襟ブラウスやクラシカルワンピが脚光を浴びるよう。色も原色よりも少しくすんだ感じのマスタードイエローやボルドー(ワインレッド)などが紹介されている。
 靴下は、ラメ入りやフリル付きなど、さりげなく存在を主張するアイテムが多いようだ。スニーカーと合わせてハズす、というのが面白そう。
 ポンチョは、粗いニットではなく、シャツポンチョだったり起毛のチェックだったり、一枚ですっぽりと中を覆うタイプがほとんどだった。個人的には58Pに紹介されていたアナザーエディション10周年記念のグラフィックが印刷されたひらひらの一枚が気に入った(が高い…)。

 あと目立ったのは、小学館文庫のイメージキャラクターにも起用された菊池亜希子が一ヶ月コーディネートで8P、Ciaopanicの記事広告の4Pの計12Pにわたってフィーチャーされていること。おそらく休刊後もモデルとしても女優としても活躍の場を広げていくと思うので、来年以降も彼女の動向は注目していきたいところ。

 あと、今月の俳優紹介にはゴセイレッドこと千葉雄大くんが出ていた。カーキー色の帽子+白カーデ+ブルーのショートパンツの組み合わせがかわいい!気になる色はピンクだそう。

 最後に。映画『僕たちは世界を変えることはできない。』のパブリシティ込みで、ボランティアの特集が5Pにわたって割かれていた。大学生のボランティアサークルが中心だったけれど、もう少し「参加することの意味や意義」といったところにも言及があってもよかったように感じた。

『PS』9月号を読んだ。

 『PS』が12月号(11月1日発売)で休刊になるという話(参照)、このブログをはじめてからずっと追ってきたParsleyとしても残念だけれど、数々の予兆みたいなものは感じていた。
 しかし、公式サイト『モバPS』をリニューアルしたばかりだというのに休刊というのは、出版社の経営がてきとうになされている証左でもあるなぁ。
 まぁ、このあたりの事情は別のエントリーで詳しく考察してみようと思うのですが…。

 弱り目に祟り目というか、なぜAmazonの画像ないの? …と思ったら、表紙が嵐の櫻井翔&宮崎あおいで、ジャニーズコードに引っかかっちゃったのね…。
 ちなみに、公式サイトでは、下記のように、櫻井くんのところを灰色に隠して対応している。

 中グラビアは、映画『神様のカルテ』とのコラボで、インタビューなども掲載しているのだけど、二人ともコーデが抜群にいいんですよ。早くも秋を先取りしたニットの着こなしは参考になるはず。それだけに、ジャニーズコードが…。

 注目したいのは、早見あかりが32Pに登場、清楚な水玉ワンピース姿を披露しているところと、108Pにシンケンレッド&ラインハルトこと松坂桃李が読書について語っているところかな。
 あと、中綴じで、モデル・女優の水原希子が「話題のITガール」として特集されている。これまでそれほど『PS』で取り上げられていた記憶がなかったし、やや雑誌のカラーとも違うから唐突な印象を受けた。

 あとは、42・43Pのショートパンツの紹介で「少女時代ばりに着こなす」「世の中全体が開放的な8月こそ、思いきった肌見せに挑戦セヨ!」とあるのが、若干恥ずかしかったかな、個人的に。
 それよりも、マキシTシャツワンピを紹介している38・39Pの方が、はるかに『PS』らしく安心できる。

 他にも、アウトドア女子特集やカップル特集(久々にSEXネタも)があり、いい意味でごった煮感のある誌面づくりだった。

 それにしても。ジャニーズコード…。

 

『PS』8月号を読んだ。

 表紙は『PS』初の仲里依紗。グラビアもビビットなカラーの服を中心に、キュートで素敵。他誌とは違った表情も見せていて、ファンのひとは注目しても損はないのではと思う。

 今回は個人的には興味がもてないな~といった内容なのだけど、「おしゃれフレンズSNAP」という特集をしてきたことは、仲間うちでファッションのアイテムや情報をシェアする、ソーシャルな流れに沿っている。
 ビビッたのは、57Pにカヒミ・カリィがスナップされていること!

 あとは、河北麻友子&入夏の「おしゃレッスン」が60’Sレトロで可愛い♪ しかし残念ながらこういったアイテムは高いんですよね…。

『PS』7月号を読んだ

 もう発売日からそーとー経過してしまっているので、手短に。というか、今回は苦言を呈したい!
 いやー、表紙に吉川ひなのは、ないでしょ。

 今号では、持田香織×今宿麻美の対談など、姉ページに6P割かれていて加えて吉川ひなののグラビアが6Pあって、合計12ページが「姉」だったのだけど…正直、この年代のひとで感度の高いひとは『VERY』や『MORE』を読むだろうし、もっと言えば付録目当てで宝島社の『Sweet』や『InRed』を買うはず。アラサーから30代前半のマーケットはレッドオーシャンすぎるので、首を突っ込まない方が無難なように思う。
 その点、『Non-no』などは長年続いてきたブランド力があるので、20歳前後と同じようなファッションを30歳を過ぎてもしているひとが多いような印象がある。
 『PS』も、『Non-no』と同じで、「プリティ・スタイル」をいくつになっても追求してもいいんだ、というメッセージを出すべきだと、個人的には思ったりする。

 余談だけど、21Pで入夏が着用していたポール・スミスのレインボー柄ミニスカートと、23Pの菊池亜希子×Ciaopanicコラボのみちくさバッグは超欲しいです!

『PS』6月号を読んだ。

 もう明日が最新号の発売日なので、手短に。
 表紙は吉高由里子。中グラビアでは、「おもしろカワイイ吉高語録」ということで8Pに渡ってフィーチャーしている。

 今号はとにかく実践的。「おしゃれ迷子」のひとはとりあえず読んでみて損はない。三角シルエットの大切さやスタイリストの林田夏苗女史の「軸にあるメインアイテム」⇒「着たい柄アイテム」⇒「着まわしアイテム」⇒「ベーシックアイテム」⇒「小物」という買い物ルールは、皆分かっているようでなかなか実践できないことだ。これを機会に遵守すべし。

 あとは、「ゆるりらガール」「セレビィガール」「OJIガール」「姉ガール」に分けたキャラ立ち1週間コーディネートもかなりお役立ち。個人的には、OJIガールで紹介されていたBEAMS BOYのくたっとジャケットが欲しいなー。

 「色柄がカワイイ!”ちょいハーデージョ”現象、始まってます」や「ワタシは”脚長&脚やせ主義でいく!”超正解バランスアップコーデ」も、押さえておくと着こなしの幅がぐっと広がるので、チェック必須かと。

 あと、「新スター読モ」として鈴木瑞季を4ページ使って特集している。こういった展開は近年なかったので、潮流の変化として注目したい。

 謎企画だったのは、「イケ雰男子」特集。ハンサムでもなく、オシャレでもないのに気になる男子のことらしいけれど…。読んでも一人でいるのが好きな男子ということぐらいしか分からなかったゾ★
 まぁ、この定義がヒットすることはなさそうだなぁ。