記者に開放じゃ「オープン」じゃないよ!

 鳩山内閣総理大臣記者会見への参加について(首相官邸)
 鳩山首相の記者会見、ネット・フリー記者も出席可能に(朝日新聞)

 R30様にせかされるまでもなく(参照)、25日8時半過ぎに首相官邸に電話しました。
 すると、書類を送るのでFAX番号を連絡して、それから書類を記入して送付するという手続きが必要だとのこと。うち、FAXないよ…(T_T)
 本当はいろいろ交渉したかったのだけど、所用もあり今回は断念しました。無念なり。

 で、今回の「ネット・フリー記者」なのだけれど、下記のような条件がついている。

 1.(社)日本専門新聞協会会員社に所属する記者 (国会記者記章の保持者)
 2.(社)日本雑誌協会会員社に所属する記者(国会記者記章の保持者)
 3.外務省が発行する外国記者登録証の保持者
 4.日本インターネット報道協会法人会員社に所属する記者で、十分な活動実績・実態を有する者
 5.上記1、2、4の企業又は(社)日本新聞協会会員社が発行する媒体に署名記事等を提供し、十分な活動実績・実態を有する者

 はい、去年9月の外務大臣記者会見の開放の際と全く同じ条件であります。
 ちなみに、「十分な活動実績・実態を有する者」とは、過去三ヶ月以内に該当媒体で記事を書いたことが該当するようだ。
 
 確かに、神保哲生氏や上杉隆氏のような方々からしてみれば、宿願がかなったことになり、またそれまで活動なさってきた経緯も存じているので、よかったと思う。
 思うのだけれど、私のような木っ端ブロガー(時々ライターもどき)からしてみると、これで「オープンになった」みたいな風潮になってもらっては困る。
 何度も拙ブログで指摘しているように、日本インターネット報道協会は実態があるのか、非常に怪しいところがある。代表幹事を務める日本インターネット新聞社竹内謙氏のJANJANは、今月いっぱいで閉鎖になることが決定しており、実質的に同協会に所属するのは、J-CAST、日本ビデオニュース株式会社、ライブドア、ドワンゴということになる。これでは、ネット・フリーの記者といっても相当に門戸は狭い。
 
 そもそも、「記者」という人種に、頑なまでにこだわる姿勢が、各省庁で見られるのは、外野からしてみると非常に残念。今や、ブログ、twitter、USTなどで簡単に配信出来るということを考えれば、既存メディアなどよりもずっと速報性の高いコンテンツを送り届けることが出来る可能性があるというのに。
 また、私も参加できたように、消費者庁は各方面に申請をすれば大臣会見に出席することが可能だ。(参照
 官邸や他の省庁も、消費者庁の会見と同じように、肩書き「記者」にこだわらないようになって、はじめて「オープン化」と胸を張って言ってもよくなる。いち木っ端ブロガー(時々ライターもどき)として、それを願っています。

2 Replies to “記者に開放じゃ「オープン」じゃないよ!”

  1. 記者会見だからね、一応。
    裁判や議会の傍聴席とは違う。
    官邸が発表したいこと、そして記者側が聞きたいこと、
    それぞれを他の多くの国民に「伝える」ことが目的に開かれるものだから。
    たまたま通りかかった一般人でも入れますよってことは、現実問題としてありえない。

  2. [新聞・マスメディア][記者クラブ]北方ジャーナル「渦中にいない人たちの意見」?記者クラブ問題それ自体の可視化

     以前のエントリーで、北海道の地域誌「北方ジャーナル」に掲載されている記者クラブ問題の連載企画「倶楽部は踊る」に、わたしのコメントが載ったことをお知らせしましたが、同誌4月号が連載第11回として、「記者クラブ問題の渦中にいない人たち」の意見を紹介する特集

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