「選挙だワッショイ!」…かぁ。

 第45回衆院選の公示日がもうやってきた。
 個人的には、今回の選挙が行われる意味というやつが、そもそもよく分からない。麻生内閣は失言はしたかもしれないけれどクリティカルな失策をしているようにも思えないのだけれど、各週刊誌の事前予測やナマ数字によると、前回の自民党以上の大勝を民主党がすることになるらしい。何が起きているのかぜんぜん分からない。
 各党のマニフェストを読み比べてもみたけれど、読めば読むほど、「?」マークが並ぶ。というか、総論で一つの党を選ぶって、無理じゃね? 各党とも賛成できる部分と絶対反対な政策が混在しすぎている。
 一つ言えるのは、各党とも日本という国をどうデザインするのか、という面はあまり見えないなぁというのが正直なところになるかな。もしかして、これまでの選挙で一番投票行動に悩んでいるかもしれない。

 ま、Parsley自身のことはひとまず置いておいて。
 先日、MIAUによるシンポジウム「インターネットと選挙・政治を考える」を観に行ってきた。
 その時の模様は、各ソースをご参照いただきたく。

 ・【レポート】8月14日「インターネットと選挙・政治を考える」シンポジウム(サーチナ)
 ・日本でも「オバマ現象」起きるか 「ネットと選挙」考えるシンポ開催(J-CASTニュース)
 ・ネットと選挙・政治を考えるシンポにホリエモン登場(アメーバニュース)

 私が気になったのは、パネリストの皆様が、「選挙は祭りだ」と口を揃えていたこと。
 堀江貴文氏は「田舎は娯楽がないから選挙は数少ない祭だ」と述べた上で、「僕も一緒に選挙を闘った人たちとは、何か熱いものを分かち合った気がする」として、若者にその熱さを体感させる意味でも、選挙ボランティアは義務化してもいいくらい、とおっしゃっていた。
 『オバマ選挙』研究の第一人者である田中愼一氏は、「オバマはネットを使って【チェンジ】祭を起こした」と述べた。それに追従する形で、岸博幸氏は「共感を集めることですね。『チェンジ祭』であり『共感祭』」が政治を動かすとおっしゃっていた。
 ふーん。ということは、民主党が「政権交代」を連呼することは極めて正しい戦略、ということになるなぁ。
 逆にいえば、「マニフェスト」の比較による選挙だなんて、嘘っぱちってことなんじゃ、ともやもやした気持ちを抱えて、会場を後にした。

 一つ、気になっているのは、2005年の衆院選は女性票が帰趨を決することになったということ。
 『極東ブログ』様の「今回の選挙は女性の選挙だったなぁ」という記事を受けてParsleyも与太エントリーを記しているのだけど、当時自民党に流れた女性票がどう流れるのか、よく分からない。
 MIAUのイベントの出席者は9割が男性で、中継を行ったニコニコ動画もだいたい平均25歳男性がコアユーザーだと仮定すると、どの党もM1層を軽視しても構わない、ような気がするのだが。
 F1層には「子育て支援」「少子化対策」といった政策が響きそうだけど、彼女たちのナマの声ってどこに反映されているんだろ? 発言小町を覗いてみても政治に関することは一切ないし…やはり既女板か??

 そんなわけで、Parsley的には「???」な選挙ではあるのだけれど、どうやら「祭りだワッショイ」ということは間違いなさそうなので、せっかくだから楽しませて頂こうと思っている。
 「祭り」といえば、『ガ島通信』様が、「衆議院選挙の投票行動をブログにアップしよう」と呼びかけていらっしゃいます。「選挙だワッショイ!」ということで、私も30日には参加したいと思います。

5 Replies to “「選挙だワッショイ!」…かぁ。”

  1. 言語明瞭意味不明マニュフェストで国の予算をばら蒔いても景気回復とか直ぐ息切れするだけで後が無さそうな事で、日本を救う・変える・戻すなんて自信満々声高に叫ぶ連中見ていても「嘘吐きw」としか感想持てないんだわ。
    来るべき国家のグランドデザインもビジョンも無い、数ばかり多い一山なんぼの政治家って本来の意味で政治家ではなく、ブローカーや秘書みたいなものじゃないかねぇ。
    どう転んでも口利きしますなんて、そんな連中に歳費そんなに使うなよと思う。

  2. 今回の選挙は日本のこの先を決める重要な選挙だと思います。
    ただ、国旗を切り刻む党にだけは入れません。

  3.  選挙が終わってからのレスで申し訳ありません。m(_ _)m
     >トさま
     おっしゃる通りで、「これから」のビジョンを達成するための力があるかどうか、「これまで」の実績で判断するしかないのですよね。
     マニフェストを導入するのは結構なのですが、それに縛られすぎても困りますしねぇ…。
     >のんさま
     コメントありがとうございます。
     国旗の一件は、ネット上ほど実際には影響はなくて、投票判断に結びつかなかったようですね…。

  4. >「これから」のビジョンを達成するための力
    ビジョンって「生活再建」でしたっけ?
    それってビジョンなのだろうか?
    高速無料・母子加算・学費無料、或いはその様な何かで生活や雇用が再建するのかww
    政権与党なので押し通すだけの「数の力」はあります。
    「力」が知恵という意味なら今まで聴いている話からは「生活再建のためにあらゆる手段をとる」事は期待出来ます。
    が、その「あらゆる手段」が弥縫策の粋を出ない感が強いですねぇ~私は。

  5.  >トさま
     「生活再建」がヴィジョンと言われると、個人的には違和感を拭えませんねぇ…。結局今回の選挙では、この国、あるいは世界をどのようにしたいのか、明確な展望がある政党・政治家はいないような気がしました。逆に、もっとミクロな、例えば「郵政民営化」で一点突破という主張もなされていないし、焦点がボケていたとしか思えません。

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