「いいめもダイエット」サービス停止の雑感

 いいめもダイエット サービス停止のお知らせ(「いいめも開発ブログ」)

 あらら。残念。
 関係者の皆様におかれましては、これにめげずにまた新しいシンプルでかわいいサービスを開発されるよう期待しています。

 それで、問題になってくるのが、以下のくだり。

 しかしながら、著者の岡田氏より、「記録をしてダイエットに結びつけるという発想は、私の著作からスタートしていますので、見た目上はただの記録するのに便利なものですが、それをダイエットに結びつけているという点で言えば、私の著作の核心と同一ですので、著作権の侵害に当たる可能性が極めて高いと思います」などのご指摘をいただき、「「いいめもダイエット」の取り下げを希望いたします」と求められました。

 私は『いつまでもデブと思うなよ』を読んでいないので、何ともいえないのだけれど。
 「著作権」というのではなく、「パブリシティ権」に触れると指摘したのならば、まったく波風が立たなかったんじゃないかな、と思う。
 Wikipediaにも判例が出ているダビスタの東京高裁判決によれば、「その氏名,肖像から顧客吸引力が生じる著名人が,この氏名・肖像から生じる経済的利益ないし価値を排他的に支配する権利を有する」とある。(参照
 要は、このリリースエントリーに、岡田斗司夫氏の名前と「レコーディング・ダイエット」という文言が入っているのがアウト。その点、開発チームも「事前に承諾を得なかったこと、無断でお名前を記載してしまったことなど」が不適切だったと明記している。
 
 で、なんでこのタイミングなのかと思ったら、10月12日にITmedia+Dに「ケータイの予定表を使って“メタボ”に歯止めをかけてみる」という記事がアップされていて、それがYahooニュースで15日9時過ぎに配信されていた。(参照
 この元記事には、「いいめもダイエット」の文字は一つも出てこないのだけど、文中に「携帯電話を使った手軽なカロリー計算の方法」として10月2日の「いいめもダイエット」紹介記事のリンクが張られていた。
 それで、あぁ、なるほどねぇと勝手に納得した次第。

 この件に関しては、言葉のあやが元で誰が悪いというものではないと個人的には感じているけれど、なんだかヘンな方向に転がっていきそうな悪寒もするし、ちょっと心配。

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